DETAIL
レ カッツェ ラレーヌ 2019
タイプ：白ワイン
生産者：レオンハイツマン
生産地：フランス(アルザス)
品 種：ピノ・グリ
度 数：12.5％
■生産者・こだわり
レオン・ハイツマンは1804年にアメルシュヴィール村に創業したドメーヌで、1987年に6代目レオン・ハイツマンが継承し、2006年にビオロジック栽培、2008年にビオディナミを開始。アルザスを代表するビオディナミ生産者のひとつです。
実はこの猫シリーズ。コスマール近郊のカッツェンタル村=通称・猫峡谷で17世紀から続く葡萄栽培農家で1999年に現当主のクレマン・クリュール氏が継承したドメーヌ・クレマンクリュールのキュベだったのですが、跡取りをもたなかったクレマン・クリュールは、2017年同じくビオディナミを実践する長年の盟友レオン・ハイツマンにドメーヌを売却、畑をフェルマージュ（貸）しました。
「キュヴェ・マネキネコ」シリーズやその他の作品もすべて「レオン・ハイツマン」に継承され、クレマン・クリュールの助言もあり２人の作品になっています。
ラベルは自分たちの村をアピールするため【猫渓谷】から可愛い猫のエチケット。
【醸造】
赤色粘土質石灰質土壌。平均樹齢20年。ステンレスタンクで発酵後、10ヶ月間シュール・リー熟成。残糖約3g/lの辛口。
作品名の「La Reine」は「女王、クイーン」の意味。赤色粘土質の土壌で育ったピノ・グリの果実味やコクがとりわけ豊かで、味わいも複雑を極めているため、魚介類から赤身のお肉まで幅広く合わせられる万能のワインであることを、縦横無尽の働きをするチェス最強の駒クイーンに例えました。
【ソムリエコメント】
ハチミツ、ピンクグレープフルーツ、白い花と蜜の華やかさ。
ほんのりビターなスパイス感と残糖感がありアフターも長く
果実味と酸とコクのバランスが素晴らしく上記名前の由来でもあるように何でも合わせれる無敵さがあります。さすがはクイーン。名は体を表す。
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